このブログは、より許可を得て掲載しています。
神を愛することと仕事はどう関わっているのか?
(前半)
Steven Lindsey著
クリスチャンとしてこの人生で最も重要なことは何でしょうか。聖書には、この点に関してうまくまとめられています。旧約聖書の「シェマ(聞け)」は、そんな中でも最高のものの一つでしょう。
「聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」(申命記6:4-5)
この命令で明らかなことは、神に対して私たちが尽くすこと愛は包括的なものであるべきだということです。私たちの生活と活動のあらゆる面が、この目的に向けられる必要があるのです。イエスは、このことを肯定し、この「神を愛する」ことが、「隣人を自分のように愛しなさい」(レビ19:18)という旧約聖書のもう一つの命令と密接に関連していることを明らかにされました。
しかし、現実的には、私たちの多くは、日常生活でこれをどのように実行できるのか、困惑しています。私たちは、通勤、果たすべき仕事、雇用主に対しての責任、日々の多くの義務があります。時に立ち止まって神に祈りを捧げたり、同僚のために仕事以外の個人的に必要としていることに時間を割いてあげたりしない限り、これらの活動のほとんどは、神への礼拝や他人への愛と配慮を直接表すことはなさそうに見えます。結局のところ、私たちは職場で伝道したり、彼らの個人的な必要を満たしたりするために給料をもらっているわけではないのです。
神への心を尽くした献身と隣人への愛を生涯にわたって日々一貫して行うようにと命じるこの包括的な命令が、ただ単に可能であるだけでなく、実際、ほとんど仕事を通じて達成することができる理由を、4つほど挙げてみようと思います。
時間
仕事とは、私たちが起きている時間とエネルギーを最も多く費やす場です。「どうか教えてください。自分の日を数えることを。そうして私たちに 知恵の心を得させてください。... 私たちの神 主の慈愛が 私たちの上にありますように。私たちのために 私たちの手のわざを 確かなものにしてください。」(詩篇90:12,17) 「...あなたがたは、食べるにも飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現すためにしなさい。」(1コリ10:31)
「私たちが日々をどう過ごすかは、もちろん、自分の人生をどう過ごすかである。」 - アニー・ディラード
私は、キャリアの初期の頃、このような人生の真実に直面することになりました。私は、家族の世話や教会への献金、その他の経済的な義務を果たせるように、航空宇宙エンジニアとして成功するという課題がありました。一方で、私は、いつか主と対面したときに、自分が実際の人生を主のために費やしたことを説明しなければならないという問題に悩まされていることに気づきました。
聖書は、自分に与えられている時間をどのように過ごすか、人生のすべてを測るように、また、それが神を敬うことに直結していることを確認するようにと説いています。つまり、これは、仕事を通じてそれができるのだと示唆しています。
後半では、続けてあと3つの理由をお話していきます。
ーーーー
このブログの英語原典:
この記事は、Center for Faith + Work Los Angelesのエグゼクティブ・ディレクターであるSteven Lindsey氏によって書かれたものです。もともとこちらで公開されました。:
は、米国の信仰と仕事の機関の一つで、ナッシュビルに住むクリスチャンが、自分たちの日々の仕事が、人や場所、物事に命を与え、愛するというイエスの使命にいかに不可欠であるかを発見できるよう、力を尽くしています。
LIGHT PROJECTでは、働くクリスチャンが、「信仰と仕事」を統合して、毎日の仕事を通して、職場でイエスの光(Light)を輝かせることができるように励まし、養うことを目標としています。
このブログを通しても、皆さんの励ましと役に立てれば嬉しいです。